40代看護師が特別養護老人ホームに転職するのは危険!?

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40代看護師が特別養護老人ホームへ転職するのは危険!?

 

病棟勤務はもう体力的にも疲れた…

 

ブランクが長くて病院には戻れない…

 

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そんな40代の看護師が選ぶ人気の転職先の一つに、
特別養護老人ホームがあります。

 

でも、ホームへの転職が初めてで、
安易に転職先として選んでしまうとギャップを感じて
すぐに辞めてしまうということもあるので危険です。

 

ここでは、40代の看護師が特別養護老人ホームに
転職するメリットだけではなく、デメリットについてもご紹介していきます。

 

特別養護老人ホームと看護師の仕事内容

 

地方公共団体や社会福祉法人などによって運営され、
自宅での生活が困難な65歳以上の要介護度が1〜5と認定された人が
特別養護老人ホームに入居しています。

 

看護師は、
入居している高齢者の健康管理・異常の早期発見をすることが役割です。

 

具体的な事としてはホームによって異なりますが、
バイタル測定、処置、薬の管理、吸引、ペグ管理などがあります。

 

嘱託医が定期的に往診はしていますが、
医師は常駐していません。

 

そのため具合が悪い利用者がいれば、
看護師が判断をして提携している病院に連絡をして送迎をすることもあります。

 

ホームによっては、
介護のスタッフと一緒になってオムツの交換や着脱、
入浴や食事の介助なども看護師が手伝うということもあるでしょう。

 

40代看護師が特養で働くメリット

 

医療行為が少ない

 

病院ほどの処置がないので、
医療行為をあまりしたくないというような方には向いています。

 

ブランクが長くて病棟復帰は考えていないという方や、
ゆっくりとした環境で働きたいと考えている方にとっては働きやすいでしょう。

 

これまでの経験を活かしてターミナルケアができる

ホームで利用者が最期を迎える方も少なくありません。

 

これまで看護師として経験してきたことを、
利用者のターミナルケアで活かして働くことができます。

 

40代看護師が特養で働くデメリット

 

看護師と介護士との境界線が曖昧なことも

 

施設によって、看護師と介護士との仕事の分担があいまいになっていることで、
看護師が介護的な仕事を多く担っているところも少なくありません。

 

本来は、
看護師も介護士も同じ患者様を分担してお世話をするということでは同じなので、
歩み寄りは必要です。

 

ただ、あまりに分担がされていないことで、
看護師の負担が大きくなってしまうこともあるので、
なるべく事前にどこまでが看護師の仕事内容なのかということを
はっきり聞いたうえで転職をしましょう。

 

介護士との人間関係に悩む人もいる

 

40代看護師の中には、介護士との人間関係で悩む方も多いです。

 

特に、経験が豊富な看護師の方に多いのですが、
看護師と介護士との仕事があいまいになっている職場では、
介護士から命令されたように感じてしまったり、
見下されたような言い方をされてプライドが傷ついてしまうということがあるようです。

 

 

 

特別養護老人ホームはこんな人にオススメ

 

  • 福祉(介護)に興味があり、携わりたいと考えている人
  • 急性期のような忙しくて医療行為が多い現場は苦手
  • 研修や勉強に追われるのが嫌
  • 介護士と協力して入居者のお世話ができる人
  • ブランクが長くて病院勤務には不安がある

 

当てはまるものがあれば、ぜひチャレンジしてみましょう!

 

 

転職時において気を付けること

 

特別養護老人ホームへの転職で気を付けることは、
デメリットでも取り上げたように、
看護師と介護士の仕事がどこまで分業されているのか
ということをはっきりと事前に調べる必要があります。

 

 

施設によっての違いを知るためには、
転職サイトのコンサルタント相談がオススメです!

 

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看護師の転職サイトに登録をしたからといって、
すぐにでも転職をしなければいけないということはありません。

 

  • 〇〇ホームでの体制は?
  • 私の経験なら給与はどれくらい?
  • 残業はどれくらいあるの?

 

まずは気になるホームの情報を教えてもらったり、長く働き続けられるような求人を選んでもらいましょう。

 

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