40代看護師が療養型病院に転職するメリット・デメリット

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40代看護師が療養型病院で働くメリット・デメリット

 

40代の看護師さんの中には、
体力的にももう少し楽な職場へ働きたいと考える方も多いのではないでしょうか?

 

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中でも療養型病院への再就職や転職は、
40代看護師さんに働きやすい職場として人気があります。

 

でも、療養型病院で働いたことのない方にとっては、
本当に働けるのだろうか?物足りなさを感じないだろうか?
など看護師さんそれぞれの状況や立場によってもといろいろな不安も出てくることでしょう。

 

40代で再就職や転職となると、慎重になって当然です。

 

そこで、実際に40代の看護師さんに
療養型病院で働くメリットとデメリットについて聞いてみました!

 

40代の看護師さんでそろそろ療養型病院へ仕事をかえようかな?
あるいは、ブランクがあるけど療養型病院なら復帰できるかもしれない?
と思う方は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

療養型病院って?

 

療養型病院には、介護保険が適用されている介護療養病床と、
医療保険が適用されている医療療養病床の2つがあります。

 

介護療養病棟は、介護老人保健施設などとの機能面での違いの分かりにくさから、
2017年度の末には廃止が検討されているために、
現在でも介護療養病棟があるようなところでは、
今後、医療療養病床に変わっていくことになるでしょう。

 

看護師は、吸引や与薬、食事の介助、排泄介助、入浴介助、PEG管理などをルーチンワークとして行います。

 

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急性期に比べれば医療行為が少ないですが、
人工呼吸器の管理をしたりPEG増設やCV挿入、採血、輸血、麻薬の取り扱いなどの処置があるところもあり、
時間内に業務に終わらせるために仕事に追われるようなこともあります。

 

40代看護師が療養型病院で働くメリットって?

 

40代の看護師が療養型病院で働くメリットってどんなことがあるのでしょう?

  • 看護師が40代、50代が中心で、ギャップを感じることなく働きやすい
  • 患者さんの入院期間が長いため、一人一人にじっくりと関わった看護ができる
  • 急性期で働くことに比べれば、残業が少なくなるのでプライベートを充実させやすい
  • 急性期の経験があるからこそ、変化の少ない患者さんの異常にも気づくことができる

療養型病院へ転職をされた看護師さんの多くは、
40代になり急性期病院での仕事に体力的についていかなくなった
次の選択肢として療養型病院を選んだ方が多いです。

 

40代看護師が療養型病院で働くデメリットって?

続いて、デメリットについてみていきます。

  • 変化が少ないルーチンワークの毎日で飽きてしまう
  • 体交やおむつ交換、排泄介助や入浴介助などで力仕事も多く、腰痛持ちの看護師には不向き
  • 寝たきりで患者さんによっては、コミュニケーションが思うように取れないような方もいることから思ったより患者さんとは話せない
  • 急性期と比べてしまって、物足りなさを感じてしまう

 

療養型病院の看護師の仕事は、
楽に働けると思っていたけれど実際には、
医療行為がないわけではないために業務に追われることもあるでしょう。

 

また、介護士の人数にも左右されることが多く、
おむつの交換も看護師にもまわってくることももちろんあります。

 

それでも、急性期に比べればバタバタと忙しい雰囲気はないので、
環境は落ち着いているということは間違いありませんし、
急変も少ないので残業なくほぼ定時に上がれるような病院も少なくありません。

 

でも、この変化が少ない落ち着いた環境で毎日同じようなことをしているということが、
長年急性期で働いてきた40代の看護師さんにとっては退屈であるということもあるのです。

 

急性期であれば、慌ただしく一日があっという間に過ぎたけれど、
療養型ではなんだか物足りなさを感じながら働いているということで、
40代の看護師さんでさえ自分にはまだ急性期で働けたのではないか?と考える方もいるほどです。

 

だからこそ、40代で療養型病院で転職することはこれまで以上に慎重に考えなければいけません。

 

療養型で働き続けると、そのあとになかなか急性期に戻ることは難しくなってしまいます。

 

あなたはもう本当に急性期には未練はないのでしょうか?

 

40代の看護師さんでもこんな人にはおすすめ!

 

では、療養病棟はどんな人に向いているのでしょうか?

 

急性期での仕事に疲れた・ついていけなくなった
ブランクがあり病棟に復帰したいけれど、急性期は考えられない
高齢者と接することが好き
患者さん一人ひとりと向き合った看護がしたい
落ち着いた環境で働きたい
給料はそれなりにほしいが、家庭を重視した働き方をしたい
残業が少なく働いて、プライベートを充実させたい
皮膚・排泄ケアや摂食・嚥下障害看護などの認定看護師になりたい

 

40代の看護師さんが療養型病院への転職で気を付けること

 

40代ともなれば、あまり転職ばかり繰り返していては、
その後の看護師のキャリアとしても影響が出てくるため、
転職には今まで以上に慎重さが必要になってきます。

 

療養型病院に転職すれば楽だろうと思って転職したけれど、
療養ならではの忙しさがあるのも事実で決して楽ということもありません。

 

実際に転職するにあたっては、どのような患者さんが入院されているのか、
必要な医療行為は何で、どのくらいの頻度であるのかなど詳しく確認していく必要があります。

 

また、急性期で長く働いてきた40代の看護師さんにとっては、
逆に決断を早くしすぎると、
やっぱり物足りなくてこのままでいいのか…と
悩む日々を過ごすことにもなってしまいかねません。

 

実際に面接だけではなく、
病棟見学もしっかりとして自分の働いているイメージをしてみることが大切です。

 

 

 

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