あなたは大丈夫?40代看護師に多い燃え尽き症候群
看護師としてのやる気を高く保ってきた方でも、
40代になって突然これまでの看護の情熱ややる気やモチベーションが
一気に失われるような方も多いです。
突然、燃え尽きたかのように何もやる気がで出なくなってしまうと、
もう看護師として働いていけないのではないかとさえも思ってしまうのが「燃え尽き症候群」の怖さです。
アクセルを踏んでも進まない車のように、ガス欠状態に陥っているような感覚です。
あなたもそんな状態に陥ってしまていませんか?
ここでは、燃え尽き症候群の原因についてや、
燃え尽き症候群になってしまった場合の対処法についてをまとめています。
燃え尽き症候群の原因は一体何?
燃え尽き症候群の原因として考えられること、それは、「頑張りすぎる」ということです。
看護師として長年頑張り続けてきた結果、ある日突然燃え尽きたかのうようにやる気が失われてしまうことがあるのです。
長年経験のある40代の看護師さんが、
目の前の患者さんのため、病院を良くするため、
後輩たちのためにという気持ちから知らず知らずのうちに無理をしてしまっているということが
要因となっているということがあるのではないでしょうか?
目の前の患者さんのために看護に徹しても、
大切に思っている患者さんからはクレームがあったり、
病院をより良くしようといろいろ行動しても改善されず、
後輩たちに指導や教育をしても覚えたころには辞めてしまう…等
人によって理由は様々ですが、
こうしたことが積み重なっていくともう何をしても無駄なのかな…
と思って、だんだんと看護師の仕事が楽しくなくなっていきます。
ストレスが限界を超えてくると、
ある日突然、
燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)になってしまうことがあるのです。
燃え尽き症候群(バーンアウト)の対処法
心の中から湧き上がってくるようなやる気もなく、
努力したくてもできないというような状態が続くと本当に辛い状態に陥っていきます。
では、もしあなたが燃え尽き症候群になってしまったのであれば、
どう対処していけばいいのでしょうか?
燃え尽きた自分を認め、思い込みを見直そう
まずは、今は自分が燃え尽き症候群にあるということを自覚することからです。
そして、自分の思い込みや信念が、完璧でなければいけない、
頑張り続けていなければいけないというようにあなたを縛り付けていたということはないか考えてみることです。
燃え尽き症候群の方には、
「努力し続けることが当然である」
「完璧な行動をしなければいけない」
「常に全力で尽くすこと」
といった自分を思い込んだ信念があるはずです。
こうした自分の中での無意識レベルでの強い思い込みが、
自分の行動を縛りつけていなかったかどうかを考えてみるのです。
思い当たるようなことがあれば、その思い込みを一旦手放し、
そう感じている自分を認めて受け入れてあげましょう。
ストレスのある生活を見直してみる
今の職場がストレスになってしまっているのであれば、
ストレス原因になっている職場から離れることが大切です。
できることなら、自分自身の中で自然とやる気が出てくるまで、
休養期間を設ける必要があります。
ゆっくり休むという期間を設ければ、
またあらためて自分の中から沸々と看護師の仕事がしたいとやる気が出てくるようになってくるはずです。
もし、生活もあるのでどうしても休養ができないというような状況なのであれば、
ストレスとなっている職場を見直してみてください。
仕事がきつすぎないか、業務負担が多すぎないか、体力的にきつくないか、
といったことを考えて、もし職場を変えることで改善されることがあるのであれば、
異動という形でゆとりを持てる部署へ移ったり、
あるいは、転職をしてもう少し楽な働き方ができる職場へ転職するということも必要ですよ。
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