病院での看護師ニーズが減る!?40代看護師は危機感を!

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病院での看護師ニーズが減る!?40代看護師は危機感を!

 

今後、病院での看護師ニーズが徐々に減っていくかもしれません。

 

では、どうして看護師の病院での採用ニーズが減っていくのかについて、
分かりやすくまとめていきますね。

 

看護師さんなら、自分事としてぜひ知っておいていただきたいことです。

 

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病院での看護師ニーズが減る理由って?

 

数年に一度、改定される診療報酬によって、
病院の在り方が大きく変わることがあります。

 

その転換となったのが、2014年の診療報酬の改定です。

 

配置基準が下がる病院が増えてくる

 

2014年に改定された診療報酬改定によって、
7:1の診療報酬の規定がよりいっそう厳しくなったことで、
患者の重症度が規定に達していないために7:1→10:1へ
と基準を引き下げる病院が出てきました。

 

10:1になれば、当然ながら看護師の配置人数が変わるので、
今まで必死に7:1を取っていた病院でも10:1に落とすことによって、
看護師を新たに採用する必要がなくなっていきます。

 

患者数が減る病院が出てくるため

 

この改定によって、退院患者の75%が自宅療養か、
在宅復帰機能を持つ病棟や介護施設への退院をしなければいけなくなっています。

 

2016年の改定では、さらに80%へと基準が引き上げられました。

 

このことによって、これまで他院からの転院によって患者を多く受け入れてきた病院が、
患者を集められなくなっていきます。

 

そうなれば、入院患者数が減っていくことになり、
必然的に看護師も少ない人数しか必要がなくなっていくのです。

 

地域包括ケア病棟の新設

2014年の改定では、地域包括ケア病棟が新しく新設されました。

 

この地域包括ケア病棟では、
急性期での症状が安定した患者さんを受け入れている病棟で、
リハビリや在宅復帰に向けて治療などを行う病棟です。

 

機能的には、亜急性期病棟に似ているのですが、
最初は様子をうかがっていた全国の病院でも、
徐々に亜急性期病棟からこの地域包括ケア病棟への導入が進んできています。

 

まだ、導入については検討している段階というようなところも多いのですが、
この地位包括ケア病棟では、看護師の配置基準が13:1で良いことと、
なおかつ7:1の病棟よりも高額の入院料を得られることから今後も増えていくものと考えられます。

 

そうなれば、看護師の必要な人数が減っていくものと考えられます。

 

 

看護師免許さえあれば…はいずれ通用しなくなる?

 

こうした状況を踏まえれば、
今すぐにということはなくても看護師の病院での採用ニーズが今後、
徐々に減っていくことにつながります。

 

今ならブランクがあっても、
経験が浅くても看護師を採用したいという病院はたくさんありますが、
それがいずれなくなっていくのかもしれません。

 

今までは、病院側が土日休みでもいい日勤だけでもいいというような条件で
看護師を採用することもよくありましたが、
いずれはこの日勤だけ、や土日休みといった条件付きでの病院求人はなくなることでしょう。

 

病院側が看護師をこれまで以上に厳選していくようになれば、
夜勤も入れて、いつでも動けるというような看護師だけを採用していくことになるはずです。

 

採用条件はより厳しくなり、即戦力としてすぐにでも動けるような人を採用したり、
管理経験がある人を積極的に採用していくことにもなるかもしれません。

 

今すぐにこうした状況にはならなくとも、近い将来こうしたことがあるかもしれない!
という事を頭に入れておくといいかもしれませんね。

 

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