40代新人看護師の「プライドが耐えられない!」
40代で看護師になった方の中には、
プライドが耐えられなくて辛い思いをしている人も少なくありません。
特に、入職した職場が20代・30代が中心となっているところであれば、
ほとんどの場合で指導者もプリセプターも年齢が離れた年下の看護師です。
そんな若い指導者から、
「いつになったらできるの?」
「なんで覚えられないの?」
「仕事遅くない?」
といったきつい言葉を浴びせられたり、
偉そうに上から目線でため口で話しかけられたりすることもあります。
ひどいケースでは、無視をするなどのイジメを受けてしまうこともあるほどです。
そんな職場で働き続けていくことが辛くて、
プライドに傷がついてしまってもう働けないと辞めてしまうような40代の新人さんも少ないのです。
もしあなたが急性期の病院で働いているのであれば、
プライドが傷つけられるようなことがあっても
自分より年下の看護師と上手く付き合っていく必要が出てきてしまいます。
プライドが傷ついた時の対処法
では、プライドが傷ついてしまって辛い思いをしている時は
どうすればいいのでしょうか?
プライドが傷つくということは、
自分に対するセルフイメージが現実世界で否定されてしまったことにあります。
人のプライドが傷つくときは、自分の中に、
かっこ悪い自分を見せたくない、
恥ずかしいところを見られたくない、
仕事ができないと思われたくないといった「思い」を、
「見栄」で隠そうとするからこそ傷ついてしまうのです。
そんな時は、
- プライドが高い自分もいい
- かっこ悪い自分でもいい
- 仕事ができない自分でもいい
- 劣等感を持った自分でもいい
と、プライドが高い自分と自分は弱い人間だということを認めてあげることができれば、
「見栄」ではなくて自分の「誇り」と変わっていくはずです。
プライドが耐えられなくて辞めたい!と思ったら
とはいっても、イジメや無視やため口など、こうしたことをされているのであれば、
いくら自分の弱さも認めることができても、誇りを持って働いていくことは難しいでしょう。
本当にプライドが傷つけられて辞めたくなるほどなのであれば、
まずは看護師長に指導者やプリセプターを別の人に変えてもらうことができないか相談してみてはどうでしょうか。
正直に、性格が合わないことを伝えて、
業務に支障をきたしてしまいかねないと伝えて相談することです。
それでも、どうしても対処してもらえなかったりするのであれば、
その時に初めて転職を考えてみましょう。
安易に40代の新人看護師が転職を選択するべきではないかもしれませんが、
本当に辛い職場なのであれば、できるだけ早くに切り替えて、
長く働き続けることができるような職場へ転職するのも身の為です。
急性期でも、地域に根差した規模の小さいところであれば、
30代・40代が中心になっている職場もありますし、療養型病院・施設などもそのうちです。
相談にのってもらえる転職先なら、
指導する立場の人も考慮してくれて、
プリセプターも年上の人を付けてくれたりといったこともしてくれますよ。
長く働き続けやすい職場を探すなら
看護師の転職サイトのコンサルタント相談がオススメです。
看護師の転職サイトに登録をしたからといって、
すぐにでも転職をしなければいけないということはありません。
- 〇〇病院の残業時間はどれくらい?
- 有給休暇はどれくらい取れる?
- 離職率は高くない?
まずは気になる情報を教えてもらったり、
あなたに合った長く働き続けられる職場を探してもらいましょう。
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